熱間発泡技術を用いた低騒音タイル

技術支援事例
熱間発泡技術を用いた低騒音タイル

熱間発泡技術を用いた機能性タイルの開発について技術相談がありました。
支援内容
タイル原料に発泡剤として炭化ケイ素を0.5%添加し、一般的なタイルの焼成温度で焼成したところ、熱間発泡により多孔化することを確認しました。この熱間発泡させたタイルと一般のタイルを、落球試験を行い騒音計で固体衝撃音を比較した結果、熱間発泡タイルは一般のタイルに比べ約3dB固体衝撃音の低減がみられました。
支援結果
熱間発泡技術による機能性タイルとして、従来注目されていなかった歩行騒音を軽減する低騒音という機能をもつタイルを開発できました。