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公募型研究開発資金制度
公募型研究開発の実績

低放射金属薄膜を付与した省エネルギー貢献型遮熱三州瓦の開発(2/2)

担当

常滑窯業技術センター

成果

三州瓦に遮熱機能を付与する技術を開発した。遮熱三州瓦は屋内への入熱量を抑え、真夏のエアコン稼働率の減少による省エネルギー化と快適空間の創出を期待できる。裏面に遮熱層があるため、表面の三州瓦の意匠性は従来のまま活用でき、砂埃や紫外線の影響も受け難く、効果持続性に優れている。また、冬の夜は、放射冷却による野地板の結露を抑制し、住宅寿命を延ばす効果を期待できる。コーティング装置に関しては、瓦1枚につき数秒で処理できる自動装置を開発した。実証試験に関しては、夏と冬の温熱環境の基礎的データを収集した。


[経済産業省地域資源活用型研究開発事業]

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