①利用申込先 あいち産業科学技術総合センター所長宛となります。
利用申込はAichiSRのウェブサイトから行ってください。
通常利用から『BL8S2』を選択してください。
②利用決定後 利用日の変更 → 様式2(BL8S2利用日変更承認申請書)を提出
利用の取消し → 様式3(BL8S2利用取消承認申請書)を提出
③料金支払 『納入通知書払い』となります。
利用日の翌月末までに金融機関窓口にお支払いください。
〇BL8S2利用要綱 pdf
①様式1 BL8S2 利用内容 word
②様式2 BL8S2 利用日変更承認申請書 word
③様式3 BL8S2 利用取消承認申請書 word
④様式4 BL8S2 利用報告書 word
⑤様式5 BL8S2 事故報告書 word
⑥様式6 BL8S2 成果報告書 word
AichiSRに設置されている「愛知県X線トポグラフィビームラインBL8S2」では、X線トポグラフィやX線CT等の測定が利用できます。詳しい仕様については、あいちシンクロトロン光センターホームページのビームライン一覧をご覧下さい。
あいちシンクロトロン光センター ビームライン一覧 BL8S2
週間運転計画
月曜日 | マシンスタディ |
火~金曜日 | ユーザー利用日 |
土・日・祝日 | 休館日 |
※月曜日が祝日の場合等、変更がありますので 運転スケジュール をご確認ください。
※年末年始【 12/29~1/3 】及びメンテナンス期間(年1回、1ヶ月程度)はご利用できません。
ユーザータイム:1日4時間×2回
※1シフトとは、10時から14時までの4時間、又は14時30分から18時30分までの4時間を指します。
●利用者へのお願い
機器の調整や試料セット、実験の準備及び片付けなど、ビームラインの利用に関することは全て
シフトの時間内で行ってください。
利用区分 | 内 容 |
一般利用
|
一般企業の利用を対象としており、利用者の所属機関、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。 |
中小企業利用
|
中小企業の利用を対象としており、一般利用と同様に、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。なお、中小企業とは、中小企業基本法に定める中小企業者又は法人格を有する中小企業者の団体をいいます。ただし、大企業又はその役員から2分の1以上の出資を受けている企業は除きます。 |
公共等利用
|
大学、公設試験研究所等の利用を対象としており、成果公開を前提とし、成果報告書の提出が必要となります。なお、大学、公設試験研究所等の方のご利用であっても、成果報告書を提出しない場合は、「一般利用」の扱いとなります。 |
|
※測定代行は行っていません。 ※トライアル利用制度はありません。 |
■利用料(貸付料)
利用区分 | 1シフト(4時間)の利用料(税込) | |
一般利用 | 167,600円 | |
中小企業利用 | 83,800円 | |
公共等利用* | 83,800円 |
*公共等利用については、成果公開を前提としておりますので、利用後50日以内に成果報告書を提出してください。
■利用の流れ
利用に関するご相談は、随時電話、メール等により受け付けております。お気軽にご相談ください。
※②利用日調整は随時利用の場合のみ行います。
あいち産業科学技術総合センター 共同研究支援部 シンクロトロン光活用推進室 宛
電話:0561-76-8315 メール:BL-riyou@chinokyoten.pref.aichi.jp
③利用申込: AichiSRのウェブサイトからお申込みください。
※BL8S2利用内容(様式1)に記入の上、アップロードしてください。
※AichiSRのBLと同様、定期利用(2か月毎)と随時利用(空き日がある場合のみ)での受付です。
最小申込単位は、1シフト(4時間)です。
受付時には、自動返信メールが届きます。
④利用決定:利用の可否及び日時の通知
利用申込の内容について、次の基準に基づき安全性審査等を行います(実験内容の評価はいたしません)。
● 実験の安全性が確保されていること
● 実験に係る技術的な実施可能性があること
● 公序良俗に反するものでないこと
利用日の確認を行った上で、承認の可否及び利用日時を正式に通知します。
利用承認後の内容の変更はAichiSRのウェブサイトで行ってください。
利用日の変更は、BL8S2利用日変更承認申請書(様式2)、
キャンセルはBL8S2利用取消承認申請書(様式3)で行って下さい。
ただし、利用要綱に定める条件に該当する場合に限られます。
⑤利用前手続:利用関係書類の提出、利用確認
○放射線業務従事者登録(年度の初回利用時) ... 利用者全員
利用者全員について提出していただき、従事者登録する必要があります。利用日の5日前(土日、祝日を除く)までにあいちシンクロトロン光センターへ提出して下さい。
・放射線業務従事者登録申請書兼放射線業務従事者承認書((放)様式第5号):原本郵送(毎年度初回利用時)
提出先
〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町250番3 「知の拠点あいち」内
(公財)科学技術交流財団 あいちシンクロトロン光センター 安全管理課 宛
※放射線業務従事者登録について ビームラインのある実験ホールは放射線管理区域であるため、立ち入りには放射線業務従者登録が必要になります。 承認条件:法定の被ばく管理、教育訓練、電離放射線健康診断を実施していること |
書類のダウンロードはこちら
また、利用日の10日程度前にAichiSRから利用に関して、確認メールがありますので、ご返信ください。
⑥利用時手続:受付、安全講習
●受付[原則 平日9:00~12:00、13:00~17:00] ... 利用者
ご来館の際は、まずあいちシンクロトロン光センター事務室(1F)にお越しください。
入退室カード※ 及び個人線量測定バッジの貸与、利用報告書用紙、ロッカーキーをお渡しします。
※入退室カード:放射線管理区域の入退に使用するため貸与するものです。放射線管理区域の出入りの際は必ず1人ずつ入退室 カードをカードリーダーに読み込ませて入退してください。
●放射線安全教育 ... 利用者
年度内で初めてご利用の場合には、約30分の施設の安全教育を受講していただきます。
⑦利用[実験]:準備、測定
●準備:試料調整、ビームラインの機器調整 ... 利用者、あいちシンクロトロン光センター
専任ビームライン技術者との実験の打ち合わせ、測定試料の準備、機器の調整確認(専任ビームライン技術者が実施)等を行います。
●測定 ... 利用者,あいちシンクロトロン光センター
利用者により、試料の測定をおこないます。
機器の操作のサポート、測定データの汎用ファイルへの変換など、専任ビームライン技術者が必要な測定サポートを行います。ただし、専任ビームライン技術者が利用時間中、ビームラインに常駐するものではありません。
⑧利用後手続:利用報告書、カード・バッチ返却
●実験終了確認・利用報告 ... 利用者
専任ビームライン技術者と実験終了の確認を行います。
確認後、利用報告書に署名のうえ受付に提出してください。
退館の際に入退室カード、線量計(バッチ)を受付に返却してください。
⑨料金支払:後払い
利用実験日に利用料金の請求を行います。
支払い方法は『納入通知払い』となっておりますので、利用実験日の翌月末までに金融機関窓口にてお支払いください。
成果報告書 提出先:AichiSRのウェブサイトから提出してください。
■あいちシンクロトロン光センターの共用施設
共用実験室
試料の準備など利用者のための準備室を用意しています。準備室は4室あり、下記の機器等を準備しています。
ご希望の際は、ご相談のうえBL8S2利用内容(様式1)に記載をお願いします。
共同利用機器類等一覧
実体顕微鏡 | 3台 | 超音波洗浄機 | 3台 |
電子天秤 | 4台 | ||
ドラフトチャンバー 【酸アルカリ、有機】 |
各1台 | 冷蔵庫 | 1台 |
純水製造装置 | 1台 |
フリーザー
|
1台 |
グローブボックス
(簡易型・ケミカル) |
各1台 |
錠剤成型器
|
3セット |
休憩スペース
給湯器、冷蔵庫、電子レンジ、自動販売機、ユーザ用ロッカー等、ご利用いただけます。また、 隣接するあいち産業科学技術総合センターの3F休憩室もご利用いただけます。
■ご利用にあたっての留意事項
シンクロトロン光施設は、高度で精密な計測分析施設ですので、ご利用にあたっては諸規程を遵守し、産業利用コーディネータや専任ビームライン技術者と事前調整を行ってください。実験の実施にあたっては、専任ビームライン技術者の指導のもとに行っていただきます。
※事故により、施設等を滅失、破損等したときは、職員へ速やかに連絡するとともに、 事故報告書(様式5)を提出し、その指示を受けてください。
持込装置の取扱い
大型測定装置や周辺機器等を持ち込む場合は、利用相談時にご相談ください。
サンプル等を宅配便で送付される場合は、利用日およびビームライン名を記載してください。
持込試料等の取扱い
測定試料などで化学物質を持ち込む場合には、利用内容(様式1)「4. 持込試料及びその他の物質(測定試料、化学薬品、ガス等)」の欄に 物質名(化学式)、形態(外観)、数・量・サイズ・容量、分類、有害性、SDS等、リスクレベル、安全対策、使用目的 を正確にもれなく記載してください。試料を固定する物質(Si基板, In箔など)についても記載が必要です。 利用決定後、持込試料、化学物質等の内容を変更する場合には、必ず利用内容の変更を届け出てください。変更は利用日の平日4日前までに、AichiSRのウェブサイトから行ってください。
※必要な安全保護具(保護メガネ・手袋・マスク等)は各自お持ちください。
※原則、生物、放射性物質等の持ち込みはできません。
・物質名は、化学名、慣用名等を記入(商品名はなるべく避けること)。化学式は元素記号(有機化合物の場合は示性式)で表記。組成やドープ量等の異なる試料は別々に記載(略称不可)。<例:酸化チタン(TiO2)、鉄(Fe)/シリコン(Si)、エタノール(C2H5OH)>
・形態(外観)は、測定試料部位の形状、外観は試料全体形状を記入。<例:薄膜(Siウエハ)、粉末(キャピラリー)、液体(密封ポリ袋)、電極(電池セル)、ペレット(スライドマウント)等>
・数・量は、試料の個数・一試料あたりの重量・濃度等。サイズはタテ×ヨコ×厚さ等(単位を付けること)、容量は容器の包装容量(㌘、ml)等を記入。<例:5枚・0.1㌘、10×10×0.5(単位mm)、10Lボンベ>
・分類は、SDSを確認し、表1より該当する分類を記入。複数該当する場合は複数記入。
<例 A, B, J 等>該当する分類がない場合は「区分外」と記載。
・有害性は、表1より該当する有害性を記入。複数該当する場合はリスク区分の数字が小さい項目を2~3項目程度記入。<例:(Aの場合)可燃性固体、(Bの場合)発がん性、生殖毒性、(Dの場合)皮膚刺激性、眼刺激性、(Fの場合)酸化性固体 等>
「無害」を含めすべての物質について、持込み試料の供給元が作成したSDS等を必ず利用内容(様式1)に添付し、○印を記入。持込み試料のSDSがない場合には主たる成分のSDS、或いは類似物質のSDSを添付してください。
・リスクレベルは、リスクアセスメントをおこなった結果を記載すること。4段階評価でリスクレベル2の場合は 2/4 と記載。厚生労働省のホームページ「職場のあんぜんサイト」で、支援システムを提供しており、サイト上で必要な情報を入力すると、リスクレベルと、実施すべき対策、参考となる対策シートが得られます。
※持込試料等のリスクアセスメントについては、こちらをご覧ください。
・安全対策は「区分外」を除き全て記入すること。<例:フィルムシートに密封、保護メガネ・手袋・マスク等着用、試料搬送導入機で真空中搬送、ドラフト内作業等>
・使用目的は、測定、器具洗浄、in-situ実験に使用等を記入。
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